昨今のコロナウイルス感染症拡大の影響により、通勤・通学でバイクを利用する人が増加しているようです。全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した、126t以上の二輪車の2020年度新車販売台数は前年度より14.9%増加(14万4931台)しており、12年ぶりに14万台を超えています。また、2021年上半期の二輪免許の新規取得数は、前年同期比で約36%増加しています。
しかし、それに伴ってバイクによる事故が増加しており、毎年減少していた「二輪車乗車中死者数(原付含む)」は2020年に増加に転じています。
バイク事故は、自動車事故と比べると大きな事故に繋がることが非常に多いです。本コラムでは、バイク事故におけるポイントを弁護士が解説いたします。