鼻筋を指でつまむと、左右に動かすことができるのですが、それは、軟骨であるからです。
鼻の根元、鼻骨は、しっかりとした骨であり、その下に位置しています。
鼻の軟骨々折でも、軽度なものは、出血もなく、薬だけで終わります。
軟骨が左右に大きく曲がったりすることがありますが、弾力性で一時的な変形を来したものであり、安静加療で十分で、特別な治療は必要ありません。
現場で曲がった鼻を手で矯正することはタブーで、耳鼻咽喉科を受診しなければなりません。
鼻の欠損とは、鼻軟骨部の全部または大部分の欠損、機能に著しい障害を残すとは、嗅覚の脱失または鼻呼吸が困難であることを言います。